910mmモジュール。
家づくりにおいて、基準寸法を決めることは仕事の段取りや経済面からも大切なルールです。なぜなら、平面的な間取りや開口部の大きさなどを適切な基準サイズにすることにより、あらゆる構造部材や建具などのコストダウンが図れるからです。そして、その間取りの基準となる寸法をモジュール寸法と呼び、私たちは木造住宅で一番使われている建材をより効率的に使うために910mm(半間)を標準としています。
臨機応変に対応するカタチ。
家の基本的な仕組みは、箱のような強い立体的な空間を一つのブロックとして、縦、横に連結して組み合わせたものです。そのため、家を六面の立方体にすると強度も保たれ、材料を有効に使えコストダウンが図れます。反対に、窓や開口部が多く、吹き抜けや家に入り隅がある場合は、どうしても材料にムダが出ます。しかも、建物全体の耐力のバランスがまちまちになり、弱い部分を補うため構造材を太くしたり長くしたりして、全体の力のバランスをとるためコストがかかります。FREEDEでは一番コストを抑える形を標準にし、ご家族のご希望に合わせてあらゆる可能性に対応していきます。