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その土地、本当に家が建つ?|土地を「建築の条件」として考えるという視点

その土地、本当に家が建つ?|土地を「建築の条件」として考えるという視点|CONTAINER DESIGN

 

間取りを見たり、SNSで事例を探したり。
家づくりを考え始めると、いろいろな情報に触れるようになります。

ただその中で、少しずつこんな違和感を感じる人もいます。

「この間取り、自分たちの暮らしに合っているのだろうか」
「そもそも、どんな土地でもこの家は建つのだろうか」

家づくりは何から始めればいいのか。
その問いについては、こちらの記事でも書いています。


家づくりは何から始める?建築家が考える最初の一歩

 

そこで書いたのは、家づくりは
「何から始めるか」ではなく「どう考えるか」が大切だということでした。

その視点で考えたとき、
次に見えてくるのが土地の捉え方です。

不動産としての土地ではなく、
建築の条件としての土地

今回は、

「その土地、本当に家が建つ?」

という疑問をきっかけに、
土地の見方について少し整理してみたいと思います。

 

土地は「選ぶもの」だと思っていないか

 

土地探しというと、

・場所
・広さ
・価格

といった条件を比較しながら「選ぶもの」と考えがちです。

ただ、本来土地は

建築の前提条件

として存在しています。

つまり土地は「選ぶ対象」であると同時に、
建築を決める要素でもあります。

 

同じ間取りでも、土地が変わると家は変わる

 

SNSや住宅事例で見かける間取りは魅力的に見えます。

ただ、その間取りが

どんな土地でも成立するわけではありません。

間取りだけを見て家を考えると違和感が生まれるように、
土地もまた、条件だけで判断すると本質を見失ってしまうことがあります。

(この“違和感”については、こちらの記事でも触れています)


SNS時代の家づくりで、もう一度「建築」を考える

 

「この土地、家は建ちますか?」という質問

 

実際の相談でもよくあるのが、

「この土地、家は建ちますか?」

という質問です。

不動産情報に書かれている「建築可能」という言葉と、
実際の家づくりには少し距離があります。

 

土地は「建てられるか」ではなく「どう建つか」

 

重要なのは、

その土地に、どんな家が建つのか

という視点です。

同じ広さでも、配置や周囲との関係によって、
生まれる空間は大きく変わります。

 

暮らしのイメージと、土地の関係

 

例えば

  • 庭で子どもが遊べる家
  • リビングから空が見える暮らし
  • 明るい南向きのリビング
  • 車を停めやすい配置

こうした暮らしのイメージは、
土地の条件によって大きく左右されます。

だからこそ、

暮らしと土地を切り離さずに考えること

が大切になります。

 

土地は「探すもの」であり「出会うもの」

 

すべての条件が揃う土地は多くありません。

だからこそ土地は、
探すものでもあり、出会うものでもある

と感じることがあります。

 

一つだけ視点を持つと、土地の見え方は変わる

 

もし一つだけ意識するなら、

「この土地にどんな家が建つか」

を考えてみてください。

それだけで、土地の見え方は少し変わってきます。

 

制約のある土地には、設計のヒントがある

 

一見難しそうに見える土地でも、
設計の視点が入ることで魅力が生まれることもあります。

 

 

条件を制約としてではなく、
設計のヒントとして捉えることで、
土地の見え方は大きく変わります。

 

 

「建てられる土地」と「良い土地」は違う

 

建築可能な土地であっても、
必ずしも良い家が建つとは限りません。

土地と建築は、本来切り離して考えるものではありません。

だからこそ土地探しの段階から、
建築の視点を持つことが大切になります。

 

コンテナデザイン きしもとたかのぶ

 


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はじめて家づくりを考える方には、こちらの記事もおすすめです。


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